今回は、育児休暇中に独学でデザインを学び、Webデザイナーへの転職を成功させた27歳の清水さんにお話を伺いたいと思います。
それではよろしくお願いします!
よろしくお願いします!清水です。
私の話が少しでも転職を考える方のお役に立てれば嬉しいです。
- 前職は旅行会社に勤務
- デザインは全くの未経験
- 小さいころから絵を描くことが好きで、イラストには自信あり
- 明るさとポジティブな性格が取り柄
webデザイナーへの転職を思い立ったきっかけ
2019年末まで旅行会社に勤務していたのですが、子供を授かりまして育児休暇を取得したのですが、そのタイミングで世の中にコロナが広まり始めました。
コロナの影響で旅行業界がどん底に落ちている中、本当にこれからも旅行会社で働き続けて大丈夫なのか?と考えるようになり、コロナの影響を受けづらいWeb業界への転職を決めたんです。
もともと絵を描くことが好きだったので、そのノリでデザイン系の仕事もいけるっしょ!と軽い気持ちでWebデザイナーを目指すことを決意しました。
結果上手くいったからよかったですが、今思えば甘い考えですね(笑)
Webデザイナーなら在宅ワークもできるので、子供が小さいうちでも働けますからね。
育児休暇中にchot.designでスキルを学んだ
Webデザイナーへの転職を決意した私は、育児休暇中に子育てと並行してデザインの勉強を始めることにしました。
デザインスクールなども検討したのですが、「授業料が高い」「子育てとの両立が難しい」「高いお金を払って転職できなかったら最悪」などの理由から独学で学ぶことを決意。
いくつかの無料で学べるサイトを比較し、最終的に『chot.design』というサイトで学習することにしました。
無料のカリキュラムが充実しているので、お家でだれでも気軽にWebデザインについて学ぶことができる。
会員登録することで学習記録をつけることができる他、月々1,100円の有料会員になると、より本格的なWebデザインが学べる動画講座を受講できる。
感想としてはデザインスクールと違って自分のペースで無理なく学べるところがgood!
ちなみにchot.designには有料会員というものがあります。
私はデザインを学んでいくうちに、さらに知識を深く掘り下げたいという意欲が湧き、有料会員になりました。
動画講座は一つひとつの動画が短いので、子育ての隙間時間の学習にはちょうど良い感じでした。
- 最新のデザイン&ツールのノウハウが盛りだくさん
- 現役デザイナーが作成した500本以上のカリキュラムを受講できる
- 動画講座はテキストベースよりも分かりやすく初心者にもおすすめ
有料会員になり勉強に熱中していたのですが、子供の離乳食が始まったころから子育てのほうが忙しくなり思うように勉強が進まなくなりました。
そこで一旦有料会員をやめて子育てに集中することに。
しばらくして子供を保育園に入れる事が出来たので、再度有料会員になり勉強を再開。
このようにいったん中断できるのも月額制の大きなメリットだと感じました!
そのほかの独学方法
もちろんchot.design以外にも勉強する方法はあります。
私の場合はこんな感じのことをしました。
- 海外のサイトを中心にお洒落なHPを真似して作成
- コーティングしやすいデザインカンプを作る為に、コーティングの参考書などを購入
- ネットのノウハウ系ブログで学ぶ
独学の場合はこうして地道に勉強するしかないですね。
スクールに通えばお金はかかりますが最短でスキルを身に着けることができるので、お金に余裕があるならスクールに通うことをおすすめします!
おすすめのコーティングの参考書
①1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
Webデザイナーなら読んでない人はいないと言っていい、ベストセラー本。
将来的にWebデザイナーを目指すつもりならまずこれを読みましょう!
②WebデザイナーのためのjQuery入門
HTML、CSSをマスターした方向けに販売されている、JavaScriptの入門書です。
①の本を読んだ方は、次にこの本をおすすめします。
デザインの勉強になるサイト
サルワカ
サルワカはあらゆることをサルでも分かるように解説するメディアです。
その名に恥じない、様々なデザインに関する情報がわかりやすく掲載されています。
Udemyメディア
スキルアップしたい社会人のための情報サイトです。
デザインの記事では主にIllustratorとPhotoshopの技術を学ぶことができます。
creive
Webデザインやプログラミングなど、webに関する様々な情報が得られるオウンドメディアです。
デザインに関する知識は常にインプットしておきましょう!
詳しくはこちらの記事をどうぞ↓
就職活動に大苦戦
とにかくポートフォリオが大事だと考えていたので就職活動前に制作したのですが、これが本当に大変でした。
素人が独学でデザインを学んできたのでノウハウがわからず、かなりの時間や労力が掛かったんですよね。
具体的には制作から完成まで3か月もかかってしまいました。
聞いた話では、デザインスクールの中にはカリキュラムにポートフォリオ作成が含まれているところもあるらしく、羨ましかったです。
なんとか3か月かけてまぁまぁの見栄えのポートフォリオを完成させ、さあ就職活動だ!と思ったのですが、ここからが大変でした…。
最初は自分で転職サイトなどを探し回り30社ほど履歴書を送ったのですが、緊急事態宣言の影響かほとんどの会社から面接の連絡すら来なかったんです。
ただでさえ子育てをしながらの就職活動は大変なのにもう駄目だと諦めかけました。
このままじゃまずいと考えていた時に「マイナビIT AGENT」という転職エージェントの存在を知りました。
マイナビIT AGENTを利用すればキャリアコンサルタントがつき、転職活動をサポートしてくれると聞いて藁にも縋る思いで登録したんです。
登録後の面談でコロナ禍の影響で就活が上手くいっていないこと、子育てをしながらの大変さなどを伝えたところ、キャリアコンサルタントの方はとても親身になってアドバイスなどをしてくれました。
そして私の代わりに企業とコンタクトを取ってくれたおかげで、すぐに3社との面接が決まったんです。
あれだけ連絡が来なかったのに、転職エージェントを利用するとここまで変わるのかと本当に驚きました。
面接を受けた3社のうち1社から無事内定を頂き、無事にWebデザイナーになることができました。
私が子育てをしながら転職できたのはマイナビIT AGENTのおかげです!
転職エージェントは本当におすすめ!
Webデザイナーへの転職を考えているなら転職エージェントへの登録は必須と言っていいです。
それほどまでに転職エージェントのサポートは心強いし、逆に1人での就職活動は大変なので。
具体的なサポートは以下の通り。
- 最初に面談をおこない、あなたの理想のキャリアを共有
- あなたに合った求人を紹介
- 履歴書のアドバイスや模擬面接の実施
- 推薦状を作成してくれるので、書類選考の通過率がUP
- 給料などの条件面の交渉を代わりにしてくれる
- 面接日時の調整やスケジュール管理
- 転職にまつわるすべての相談に乗ってくれる
- 非公開求人の紹介
私は「マイナビIT AGENT」を利用しましたが、転職エージェントは他にもたくさんあります。
人によって合う合わないがあると思うので、Webデザイナーを目指す方はいくつかの転職エージェントに登録することをおすすめします!
転職エージェントを探すならこちらの記事がおすすめです。
実際にWebデザイナーとして働いてみての感想
現在私はWeb制作会社に勤めていますが、まだ転職したての新人なので、覚えることは沢山あります。
もちろん上手くいかないこともしょっちゅうです。
例えば、クライアントさんと話し合ってデザインを作って、コーティングの作業まで終わらせて、またクライアントさんに最終チェックをしてもらう時に、やっぱりこのデザインを変えたいなんて言われることはザラです。
自分が良かれと思ってデザインしても人の感性なんてそれぞれですから、そのデザインが通らないことも普通にありました。
しかし、自分がデザインして一発でデザインが通ったり、褒められたりするととても嬉しく思います。
webデザイナーは見た目だけでなくユーザビリティまで考えるため、完成した時の達成感がほかのデザイナーと違うし、やりがいだと感じます。
今はまだ子供が小さいため時短でしか働けていませんが、いずれは在宅勤務で仕事を出来る様にスキルを上げていきたいと思っています!
Webデザイナーを目指す方へ、アドバイス
とにかくポートフォリオが無いと就職活動が出来ないため、しっかりと見応えのあるポートフォリオを作り込む事をおすすめします!
私みたいに独学でも出来ないことはないですが、短期間でもスクールに通った方が良いと思います。
あと何度も言いますが、転職エージェントの利用は必須!
あとはそうですね…
日々デザインの流行りは変わっていくし、就職してからもずっと学び続けなければいけない業種ですが、その分やりがいも大きい仕事だと思っています。
そんな楽しいWebデザインの世界にぜひ飛び込んでみてほしいです!
今回の記事まとめ
- 子育てと両立しながらWebデザイナーへの転職は大変だけど不可能ではない
- 独学なら「chot.design」がおすすめ
- スクールに通うならポートフォリオが作成できるかをチェック
- コロナ禍での就活には転職エージェントの利用が必須
- Webデザイナーは日々勉強だし大変なことも多いけどすごく楽しい仕事!
私の体験談が少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです!
Webデザイナーに転職を考えているなら、こちらの記事もおすすめです。
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