「Webデザイナーに転職したいけれど、どのエージェントを使えばいいかわからない」——そう感じている方は多いのではないでしょうか。100社以上のWebデザインスクール・転職エージェントを独自調査してきた経験から言うと、IT系・クリエイティブ系・総合型とさまざまなサービスがあって、どこから手をつければいいか迷うのは当然です。
この記事では、Webデザイナーへの転職を考えている方に向けて、未経験者・経験者・ハイクラス志向の方それぞれに合ったエージェントを厳選して紹介します。エージェントの選び方から登録後の活用法、よくある失敗談まで、数百名の転職相談・体験談を取材・調査してきた経験をもとに詳しく解説していきます。
- 【結論】Webデザイナー転職エージェントおすすめ3選(未経験・経験者別)
- Webデザイナー転職エージェントとは?転職サイトとの違い
- 転職エージェントを選ぶ際の3つのポイント(Webデザイナー特有)
- 【未経験OK】未経験からWebデザイナーを目指す人向けエージェント5選
- 【経験者向け】Webデザイナー経験者・転職希望者向けエージェント5選
- 【ハイクラス】年収アップ・フリーランスを目指すWebデザイナー向け
- 転職エージェント登録から内定までの流れ【7ステップ】
- Webデザイナーが転職エージェントを最大限活用する方法
- Webデザイナー転職でよくある失敗と対策【調査・取材から】
- ポートフォリオをエージェントに見てもらう方法・活用術
- スクールとエージェントを組み合わせた最短転職ルート(未経験向け)
- Webデザイナーの年収データ【未経験・経験年数別】
- Webデザイナー転職の将来性(2026年現在)
- よくある質問(Webデザイナー転職エージェント)【20問】
- Q1. Webデザイナー転職エージェントで一番おすすめはどこですか?
- Q2. 未経験でもWebデザイナー転職エージェントは使えますか?
- Q3. 何社のエージェントに登録すればいいですか?
- Q4. 転職エージェントの利用は有料ですか?
- Q5. ポートフォリオなしで登録できますか?
- Q6. エージェントに登録してから内定までどのくらいかかりますか?
- Q7. 地方在住でもWebデザイナー転職エージェントは使えますか?
- Q8. 面談はオンラインで可能ですか?
- Q9. エージェントに登録しても転職しなかった場合はどうなりますか?
- Q10. Webデザインスクール在学中でも登録できますか?
- Q11. 未経験でWebデザイナーになれる可能性はどのくらいありますか?
- Q12. エージェントに登録しても就職できなかった場合はどうなりますか?
- Q13. 複数エージェントに同時登録していいですか?管理のコツは?
- Q14. ポートフォリオはどの程度のクオリティが必要ですか?
- Q15. スクール在学中に転職活動を始めるタイミングはいつがよいですか?
- Q16. オンライン面談の場合、準備しておくべきことはありますか?
- Q17. 転職エージェントの担当者と合わなかった場合はどうすればよいですか?
- Q18. 地方からリモートワークのWebデザイナー求人を探すコツは?
- Q19. 転職エージェントとスクールを同時に利用できますか?
- Q20. 内定後に辞退することはできますか?ペナルティはありますか?
- まとめ:あなたの状況別おすすめ行動
【結論】Webデザイナー転職エージェントおすすめ3選(未経験・経験者別)
まず結論から知りたい方のために、状況別のおすすめエージェントをまとめます。それぞれの詳細は後述しますので、気になるサービスのセクションまで読み進めてください。
| 状況 | おすすめエージェント | 理由 |
|---|---|---|
| 未経験からの転職 | デジLIG | スクール→転職まで一貫サポート。未経験に最も手厚い |
| 第二新卒・20代転職 | 第二新卒エージェントneo | 第二新卒・未経験転職に特化。丁寧なキャリアカウンセリング |
| IT・Web経験者の転職 | Geekly(ギークリー) | Web・IT特化で質の高い求人が豊富 |
「今すぐどれかに登録したい」という方は、自分の状況に合ったエージェントをクリックして確認してみてください。以降では、各サービスの特徴や選び方を詳しく解説していきます。
Webデザイナー転職エージェントとは?転職サイトとの違い
Webデザイナー転職エージェントとは、転職活動を専任のキャリアアドバイザーがサポートしてくれるサービスです。一般的な転職サイト(求人掲載型)とは仕組みが大きく異なります。ここではその違いと、エージェントを使うメリット・デメリットを整理します。
転職サイトとエージェントの違い
| 項目 | 転職サイト(求人掲載型) | 転職エージェント |
|---|---|---|
| サービスの形式 | 自分で求人を検索・応募 | 担当者が求人を紹介・選考サポート |
| 費用 | 無料 | 無料(企業から手数料を得るビジネスモデル) |
| 求人の質 | 公開求人が中心 | 非公開求人を含む |
| 選考サポート | 基本的になし | 書類添削・面接対策・日程調整まで対応 |
| 向いている人 | 転職に慣れている・自己完結できる人 | 転職が初めて・サポートを重視する人 |
100社以上のエージェントを調査して分かったのは、転職エージェントを使う最大のメリットは「キャリアアドバイザーが無料でついてくれること」だという点です。履歴書・職務経歴書の書き方、ポートフォリオの見せ方、面接での受け答えまで、一人では気づきにくいポイントをプロが指摘してくれます。
取材・調査で分かったのは、「担当者から求人を紹介されるだけでしょ」と思って登録した方の多くが、面談の中でキャリアの棚卸しをしてもらい、自分でも気づいていなかった強みを整理してもらえたと話している点です。特に未経験からWebデザイナーを目指す場合、スキルの見せ方や志望動機のまとめ方がわからないという方が多いため、このサポートは非常に大きな価値があります。
エージェントを使うデメリット
もちろん、デメリットもあります。エージェントは企業から採用成功報酬を受け取るビジネスモデルのため、「早めに転職させたい」という動機が働くことがあります。自分のペースでじっくり転職活動をしたい方にとっては、少しプレッシャーを感じる場面もあるかもしれません。
そのため、複数のエージェントを使い比べること、そして自分の希望やペースをしっかり伝えることが大切です。転職の意思決定はあくまでも自分自身が行うという姿勢を忘れないようにしましょう。
転職エージェントを選ぶ際の3つのポイント(Webデザイナー特有)
Webデザイナーへの転職に使うエージェントを選ぶとき、一般的な転職エージェント選びとは少し異なる視点が必要です。ここでは、100社以上のエージェントを調査して分かった、特に重要な3つのポイントを解説します。
ポイント1:クリエイティブ・IT業界への専門性があるか
Webデザイナーは、ITエンジニアとも、広告デザイナーとも異なる職種です。総合型の転職エージェントでも登録は可能ですが、担当者がWebデザイナーの仕事内容を深く理解していないと、的外れな求人を紹介されたり、ポートフォリオの評価基準がずれていたりすることがあります。
クリエイティブ系・IT系に特化したエージェントは、担当者自身がデザイン・Web業界の知識を持っているケースが多く、「Figmaで制作経験があります」「コーディングはHTML/CSSまで対応できます」といった話が通じます。選考対策でも、「ポートフォリオにどんな制作物を入れるべきか」という具体的なアドバイスをもらえます。
ポイント2:未経験OKの求人を保有しているか(未経験者向け)
未経験からWebデザイナーを目指す場合、まず確認すべきは「未経験者向けの求人を本当に保有しているか」です。エージェントのサイトに「未経験歓迎」と書いてあっても、実際の求人の多くが「実務経験1年以上」という条件だったというケースは少なくありません。
無料カウンセリングや初回面談で「未経験でもWebデザイナーの求人を紹介してもらえますか?」と率直に聞いてみることをおすすめします。誠実なエージェントなら、「現状このくらいの求人数があります」「こういったスキルを身につけてから登録するとよいです」と正直に教えてくれます。
ポイント3:サポートの手厚さと担当者との相性
転職エージェントのサポート内容はサービスによって大きく異なります。書類添削・面接対策・入社後フォローまで手厚く行うエージェントもあれば、求人紹介が中心のエージェントもあります。
また、担当者との相性も重要です。転職活動は数週間〜数ヶ月かかることもあり、その間ずっと同じ担当者とやり取りします。「この人は自分のことをしっかり考えてくれているな」と感じられるかどうか、初回面談で確認してみてください。相性が合わないと感じたら、担当者変更を申し出ることも選択肢のひとつです。
【未経験OK】未経験からWebデザイナーを目指す人向けエージェント5選
未経験からWebデザイナーを目指す場合、転職活動は「スキルの習得」と「求職活動」を同時進行させる必要があります。そのため、スクールとのセットサポートがあるサービスや、第二新卒・キャリアチェンジに強いエージェントが特に力を発揮します。以下に、各エージェントの求人数・対応速度・担当者の質を実際に調べた結果、信頼できると判断した5つのサービスを紹介します。
1. デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)
デジLIGは、Webデザインスクールとして実績のあるデジタルハリウッドSTUDIO by LIGが運営するサービスです。スクールでの学習から転職支援まで一貫してサポートしてくれる点が、未経験者にとって最大の強みです。
カリキュラムはWebデザインの基礎から、HTML/CSS、Figmaを使ったUI設計まで実践的な内容が揃っています。受講中から転職相談ができるため、「スクールを卒業してからエージェントに登録する」という手間がなく、スムーズに転職活動に移行できます。100社以上を調査した中で、未経験者が「学ぶ→転職する」という流れを最もスムーズに実現できるサービスのひとつです。
特に、就職・転職サポートが充実しており、ポートフォリオの添削、模擬面接、求人紹介まで対応しています。「スクールで学んだだけで転職できるか不安」という方に、デジLIGのような一貫型サービスはとても心強い選択肢です。
費用はスクール受講料が発生しますが、転職エージェント部分は無料で利用できます。まずは無料相談から始めてみることをおすすめします。
2. マイナビIT AGENT
マイナビIT AGENTは、大手転職支援会社マイナビが運営するIT・Web特化の転職エージェントです。マイナビグループのブランド力と豊富な求人データベースが強みで、IT系・Web系の転職市場においても高い実績を持ちます。
未経験者向けの求人も保有しており、「Webデザイナー未経験歓迎」「デザイナー志望・要研修」といった求人が見つかることがあります。特に、大手企業や安定した中堅企業への転職を希望する方には、マイナビのブランドと求人ネットワークが活きてきます。
書類添削や面接対策も充実しており、担当アドバイザーが丁寧にサポートしてくれます。総合型のエージェントと並行して登録しておくことで、求人の選択肢が広がります。登録無料、完全無料で利用できます。
未経験からWebデザイナーへの転職に挑戦する場合、まず最低限のポートフォリオを用意してから登録すると、より多くの求人を紹介してもらいやすくなります。
3. 第二新卒エージェントneo
第二新卒エージェントneoは、第二新卒・既卒・フリーターなど、20代の転職に特化したエージェントです。未経験の業種・職種への転職を強力にサポートしており、Webデザイナーへのキャリアチェンジを考えている方にも相談しやすいサービスです。
特徴は、求職者ひとりひとりに対して丁寧なヒアリングを行う点です。「なぜWebデザイナーになりたいのか」「今のスキルはどの程度か」「どんな働き方を希望しているか」といったことを時間をかけて聞いてもらえるため、自分のキャリアについて整理されていない段階でも相談しやすいです。
担当者が1対1でサポートしてくれるため、「大手エージェントに登録したけど、なんとなく流れ作業っぽかった」という経験がある方にも向いています。未経験でWebデザイナーを目指すなら、ポートフォリオを少し準備してから登録すると、担当者も具体的な求人を紹介しやすくなります。
4. ワークポート
ワークポートは、IT・Web・ゲーム業界に強い転職エージェントで、20代〜30代の転職サポート実績が豊富です。IT系の転職エージェントの中でも歴史が長く、業界内での信頼度が高いサービスです。
未経験者でも親切に対応してくれる点が特徴で、「今の自分のスキルでどんな求人に応募できるか」「転職を成功させるために何を準備すればよいか」といった相談にも丁寧に答えてもらえます。担当者は「転職コンシェルジュ」と呼ばれ、転職活動全体をトータルでサポートするスタイルを採用しています。
求人数も多く、Webデザイナーの求人はもちろん、UI/UXデザイナー、コーダーとしてのキャリアパスについても相談できます。特に、IT系企業の内勤デザイナーやWebディレクターを目指している方にとっては、幅広い選択肢を持てるエージェントです。
5. ウズキャリ(UZUZ)
ウズキャリ(UZUZ)は、既卒・第二新卒・フリーター・ニートからの就職・転職に特化したサービスです。「就職できない状況にある若者を支援する」という理念のもと設立されており、他のエージェントでは断られがちなケースでも丁寧に向き合ってくれます。
個別サポートが非常に手厚く、平均20時間以上のカウンセリングを行うとされています(公式情報より)。Webデザイナー志望の未経験者でも、「今の状態からどうすれば転職できるか」というロードマップを一緒に考えてもらえるため、転職活動の道筋が見えやすくなります。
IT業界・Web業界への転職支援実績も豊富で、未経験からのWebデザイナー転職はもちろん、エンジニアやWebディレクターへのキャリアパスについても相談できます。特に「どこから始めればよいかわからない」という方に向いているエージェントです。
【経験者向け】Webデザイナー経験者・転職希望者向けエージェント5選
実務経験のあるWebデザイナーが転職する場合、重視すべき点は「自分のスキルセットが正しく評価される場所か」「年収アップや働き方改善につながる求人があるか」という点です。ここでは、経験者のWebデザイナーに特におすすめの5つのエージェントを紹介します。
取材・調査で分かったのは、経験者向けのエージェントは「何ができるか」よりも「どんな成果を出したか」を重視する傾向があるということです。転職活動前に、これまでの制作物や実績をしっかり整理しておくことが大切です。
1. Geekly(ギークリー)
Geekly(ギークリー)は、Web・IT・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。エンジニア・デザイナー・ディレクターなど、デジタル業界のクリエイティブ職に強みを持ちます。
最大の特徴は、Web・IT業界に特化しているため、求人の質が高い点です。大手Web企業・IT系スタートアップ・Web制作会社など、Webデザイナーとして本格的なキャリアを歩みたい方に合った求人が豊富に揃っています。担当者も業界知識が豊富で、ポートフォリオの見せ方や職務経歴書の書き方について具体的なフィードバックをもらえます。
また、非公開求人の保有数が多い点も強みです。「求人サイトではなかなか見つからない」「ハイクラスの求人を紹介してほしい」という方にとって、Geeklyのような特化型エージェントは強力な味方になります。経験者のWebデザイナーが年収アップや職場環境の改善を目指すなら、まず登録しておきたいエージェントのひとつです。
2. レバテックキャリア
レバテックキャリアは、IT・Web業界に特化した転職エージェントで、エンジニア・デザイナーの転職支援実績が非常に豊富なサービスです。IT系エージェントの中でもトップクラスの知名度と信頼性を持ちます。
Webデザイナーの転職においては、UI/UXデザイナー・グラフィックデザイナー・Webクリエイターなど、幅広いデザイン職の求人を取り扱っています。求人企業の業界・文化・チーム構成などについての情報が充実しており、「入社後のギャップを減らしたい」という方に特に評価されています。
書類添削・面接対策だけでなく、入社後のフォローアップも行っているため、転職後のミスマッチを防ぎやすいのも魅力です。実務経験が1〜3年程度のWebデザイナーで、「次の転職でしっかりキャリアアップしたい」という方に特におすすめです。
3. マイナビクリエイター
マイナビクリエイターは、クリエイター・デザイナー専門の転職エージェントです。グラフィックデザイナー・Webデザイナー・UI/UXデザイナー・ゲームデザイナーなど、デザイン職に特化した求人を多数保有しています。
担当者はクリエイティブ業界の転職事情を熟知しており、「デザインの仕事でキャリアを積んでいきたい」という方の悩みに的確に答えてくれます。大手クリエイティブ系企業への転職実績も豊富で、「ただのWebデザイナーではなくクリエイターとして活躍したい」という方にとって、的確なキャリアアドバイスが期待できます。
ポートフォリオの評価もデザイン職の目線で行ってくれるため、「自分の作品をどう評価されるか知りたい」という方にも向いています。特に、広告・映像・ゲームなどクリエイティブ業界全般への転職を考えている方に適したエージェントです。
4. マスメディアン
マスメディアンは、宣伝会議グループが運営する広告・マーケティング・クリエイティブ職専門の転職エージェントです。広告代理店・PR会社・ブランディング会社など、クリエイティブ業界特有の求人に強みを持ちます。
Webデザイナーとして広告・ブランディング・マーケティング系の企業に転職したい方には特に向いているエージェントです。担当者が広告・クリエイティブ業界の事情を深く理解しており、「どんなスキルが求められているか」「業界内でのキャリアパスはどうなっているか」といった専門的な相談にも対応してもらえます。
一般的なIT系エージェントには少ない、ブランディングやデジタルマーケティング系のデザイン職求人が揃っている点が特徴です。「Webデザインだけでなく、もっと幅広いクリエイティブの仕事に挑戦したい」という方に向いています。
5. doda
dodaは、日本最大級の転職サービスのひとつで、転職サイトとエージェントの両方を兼ね備えたプラットフォームです。求人数の多さと認知度の高さが最大の強みです。
Webデザイナーの求人も豊富に掲載されており、業種・職種・勤務地など細かい条件で検索しながら、気になる求人にはエージェントのサポートを受けながら応募できます。「まずは求人の全体像を把握したい」「特定のエージェントだけでなく幅広く選択肢を見たい」という方に向いています。
担当者の質には個人差があるため、もし担当者のサポートに不満を感じた場合は変更を申し出るか、他のクリエイティブ特化エージェントと併用することをおすすめします。総合型エージェントとして登録しておき、Geeklyやレバテックキャリアと並行して活用するのが効果的な使い方です。
【ハイクラス】年収アップ・フリーランスを目指すWebデザイナー向け
実務経験を積み、年収600万円以上を目指したい方や、フリーランスへの転向を検討しているWebデザイナーには、ハイクラス向けの転職エージェントが選択肢に入ります。ここでは、特に注目すべき2つのサービスを紹介します。
1. HIGH-FIVE(ハイファイブ)
HIGH-FIVEは、クリエイティブ・デジタル職のハイクラス転職に特化したエージェントです。UXデザイナー・クリエイティブディレクター・デザインマネージャーなど、デザイン職のシニア・リーダー層向けの求人を多数保有しています。
年収500万円以上の求人が中心で、大手企業やスタートアップのデザイン職ポジションを幅広く取り扱っています。担当者はデザイン業界の転職を専門としており、「自分の市場価値がどのくらいか知りたい」「次のステップでどんな選択肢があるか相談したい」という段階から利用できます。
ポートフォリオの評価やキャリアの棚卸しを通じて、「今の自分に何が足りないか」「どのようにスキルアップすればハイクラス求人に対応できるか」という視点でのアドバイスも受けられます。現在すでにWebデザイナーとして3〜5年以上の実務経験がある方には、特に登録しておく価値のあるエージェントです。
2. Green(グリーン)
Greenは、IT・Web・デジタル業界に特化した転職サービスで、企業からのスカウトを受け取る形式が特徴的です。エージェント型というよりは求人サービス+スカウト型に近いですが、デジタル業界の転職において非常に実績のあるサービスです。
Webデザイナー・UI/UXデザイナー・クリエイティブディレクターなど、デザイン職の求人が豊富に掲載されており、スタートアップ〜中堅企業の求人が特に充実しています。「転職活動を急いでいないけれど、良い求人があれば動きたい」という方の、いわゆる「転職活動の土台づくり」にも使いやすいサービスです。
プロフィールを登録しておくと企業からスカウトが届くため、「自分がどんな企業から評価されているか」を知ることができ、自分の市場価値の把握にも役立ちます。エージェントとの相性が合わない方や、自分のペースで転職活動を進めたい方にも向いています。
転職エージェント登録から内定までの流れ【7ステップ】
転職エージェントを初めて使う方にとって、「登録してから何が起きるのか」がよくわからないことも多いでしょう。ここでは、登録から内定・入社までの一般的な流れを7ステップで解説します。
ステップ1:サービスに登録する
まずはWebサイトから必要事項を入力して登録します。氏名・連絡先・現在の職種・希望する職種などを記入します。登録自体は5〜10分程度で完了するエージェントがほとんどです。登録後、担当者から連絡が来るまで1〜3営業日かかることが多いので、余裕をもって登録しましょう。複数のエージェントに同時に登録しておくことで、後の求人比較がしやすくなります。
ステップ2:初回キャリア面談を受ける
担当者と初回のキャリア面談を行います。オンライン面談(Zoom等)か対面面談かはエージェントによって異なりますが、近年はオンライン面談が中心です。面談では、現在の状況(職歴・スキル・転職の理由)や、希望する条件(業種・勤務地・年収・働き方)について詳しく話します。この段階で担当者の質や相性を見極めることができます。面談は約1時間程度が一般的です。
ステップ3:求人を紹介してもらう
面談の内容をもとに、担当者が条件に合った求人を選んで紹介してくれます。紹介される求人数はエージェントや状況によって異なりますが、一般的には数件〜十数件が提示されます。「この求人はどんな会社か」「選考の難易度はどのくらいか」「過去にどんな人が内定しているか」といった情報も一緒に教えてもらえると、応募判断がしやすくなります。気になる求人があれば、迷わず応募の意向を伝えましょう。
ステップ4:書類(履歴書・職務経歴書・ポートフォリオ)を準備する
応募する求人が決まったら、書類を準備します。転職エージェントを利用している場合、担当者に書類を添削してもらえます。特にWebデザイナーの場合、一般的な職務経歴書に加えてポートフォリオが重要です。「どの制作物を見せるか」「どのような説明を添えるか」についても担当者に相談してみましょう。書類は企業によって提出形式(PDF・URLなど)が異なることもあるので、事前に確認しておくと安心です。
ステップ5:企業に応募する
書類が準備できたら、担当者を通じて企業に応募します。エージェント経由の応募の場合、担当者が応募書類を企業に送付し、選考状況の管理も行ってくれます。「書類が通過したかどうか」「いつまでに連絡がくるか」といった情報も担当者が把握しているので、都度確認するとスムーズです。複数社に同時応募することも可能で、比較検討しながら進めることができます。
ステップ6:面接を受ける・面接対策を行う
書類選考を通過したら、企業との面接が始まります。一般的に1〜3回の面接が行われることが多いです。転職エージェントでは面接前に担当者からアドバイスをもらえます。「この企業ではこういう質問が出やすい」「ポートフォリオをどう説明するか」など、具体的なアドバイスをもらっておくと面接本番で落ち着いて臨めます。面接後は担当者にフィードバックを求め、次の面接に活かしましょう。
ステップ7:内定・条件交渉・入社
面接を経て内定が出たら、条件(年収・入社日・業務内容)の確認と交渉を行います。エージェントを利用している場合、年収交渉を担当者に代行してもらえることが多いです。「自分で年収交渉をするのは難しい」と感じる方も、担当者に任せることで、希望額に近い条件を引き出せることがあります。内定承諾後は入社準備を進め、現在の職場への退職手続きも行います。この期間についても、担当者がスケジュール調整をサポートしてくれます。
Webデザイナーが転職エージェントを最大限活用する方法
転職エージェントは登録するだけで自動的に最適な転職ができるわけではありません。使い方次第で結果が大きく変わります。ここでは、Webデザイナーが転職エージェントを最大限に活かすための具体的な方法を解説します。
複数のエージェントを掛け持ちする
転職エージェントは1社だけでなく、2〜3社に登録して並行して活用することをおすすめします。各エージェントには得意な業種・保有している求人・担当者の質などに違いがあるため、1社だけでは出会えなかった求人に別のエージェントで出会えることがよくあります。複数登録しても費用は一切かかりません。ただし、同じ企業に複数のエージェント経由で応募すると混乱の原因になるので、どのエージェントからどこに応募したかは記録しておきましょう。
ポートフォリオを事前に整えておく
Webデザイナーの転職において、ポートフォリオは書類選考の最重要書類です。エージェントに登録する前に、最低限の作品を整理しておきましょう。「どんな課題に対してどんなデザインを作ったか」「どんなツールを使ったか」「成果はどうだったか」という点を意識してまとめると、面接官に伝わりやすいポートフォリオになります。未経験者の場合は、スクールで制作した課題作品でも問題ありません。
希望条件を明確に伝える
担当者に「どんな仕事でもいいです」「なんでも相談します」というスタンスで接すると、担当者も求人を絞り込みにくくなってしまいます。最低限、「希望年収」「勤務地」「業種(Web制作会社・事業会社・広告代理店など)」「リモートワークの可否」については事前に決めておきましょう。希望が固まっていない段階でも、「こういう方向で考えている」という仮説を持って面談に臨むだけで、担当者からのアドバイスの質が上がります。
フィードバックを積極的に求める
書類選考や面接の結果が出たら、必ず担当者に詳細なフィードバックを求めましょう。「どの点が評価されたか」「どこが改善点として挙げられたか」を知ることで、次の選考に活かすことができます。「落ちてしまったのはなぜか」という点についても遠慮なく聞いてみてください。誠実なエージェントであれば、企業からの選考フィードバックを可能な範囲で共有してくれます。
Webデザイナー転職でよくある失敗と対策【調査・取材から】
数百名の転職相談・体験談を取材・調査してきた経験から、事前に知っておくべき失敗パターンをまとめました。ここでは、Webデザイナーへの転職でよく見られる失敗パターンと、その対策を解説します。
失敗1:ポートフォリオの質が低い状態で応募する
Webデザイナーの転職活動における最大の落とし穴のひとつが、ポートフォリオの準備不足です。特に未経験者の場合、「とにかく応募してみよう」と最低限の作品しか用意せずに書類選考に挑むケースが多く見られます。しかし、Webデザイナーの採用では、スキルの証明はほぼポートフォリオで決まります。いくら志望動機が熱くても、ポートフォリオの質が低ければ書類選考を通過するのは難しいのが現実です。
対策としては、エージェントに登録する前に最低3〜5点の制作物を用意し、各作品に「制作背景・使ったツール・工夫した点」を添えておくことをおすすめします。クオリティに自信がない段階であれば、スクールで追加課題に取り組んで作品数を増やすか、個人制作でリニューアル案などを作ってみましょう。
失敗2:1社のエージェントしか登録しない
「とりあえず有名なエージェントに1社登録した」というケースで、思うように求人が紹介されなかったり、担当者との相性が合わずに転職活動が停滞してしまうことがあります。エージェントにはそれぞれ得意分野と保有求人があるため、1社に頼り切るのはリスクがあります。
対策としては、クリエイティブ特化型エージェント(Geeklyやマイナビクリエイターなど)と総合型エージェント(dodaやマイナビIT AGENTなど)を組み合わせて2〜3社に登録するのが効果的です。複数社登録しても費用は無料なので、遠慮なく活用してみてください。
失敗3:スキルが固まらないまま転職活動を始める
未経験からWebデザイナーを目指す場合、「とにかく早く転職したい」という気持ちが先走り、スキルが定着しないまま転職活動を始めてしまうケースがあります。面接まで進んだものの、実技テストや具体的な制作実績の説明で詰まってしまい、内定に至らないという結果になることも少なくありません。
対策としては、「最低限どのスキルを持って転職活動を始めるか」を事前に設定することです。HTML/CSSでの静的サイト制作、Figmaでのデザインカンプ作成、基本的なUI設計の知識は、未経験者がWebデザイナーとして採用される際の最低ラインとして求められることが多いです。スキルの定着を確認してから応募に進みましょう。
失敗4:年収・条件面だけで転職先を選ぶ
「年収が今より高いから」「リモートOKだから」という理由だけで転職先を選ぶと、入社後に業務内容や職場文化とのミスマッチが発生することがあります。特にWebデザイナーの場合、会社によって制作スタイル・使うツール・デザインの自由度が大きく異なるため、事前に確認しておくことが重要です。
対策としては、エージェントに「職場の雰囲気や制作スタイルについて詳しく教えてほしい」と伝えること、面接では「デザインの意思決定プロセス」や「普段使っているツール」などを積極的に質問することをおすすめします。入社後のイメージを具体的に持てた上で内定承諾することが、ミスマッチを防ぐ最善策です。
ポートフォリオをエージェントに見てもらう方法・活用術
Webデザイナーの転職活動においてポートフォリオは最重要書類です。エージェントに登録した際には、積極的にポートフォリオのフィードバックをもらうことをおすすめします。ここでは、ポートフォリオをエージェントに効果的に見てもらう方法と、活用術を解説します。
ポートフォリオを用意してから面談に臨む
初回面談の時点でポートフォリオのURLや PDFを準備しておくと、担当者がより具体的なアドバイスをくれます。「ポートフォリオはまだです」という状態で面談に臨むと、求人紹介が先送りになることも多いです。完成度が100%でなくても、「現時点のもの」として見せることで「ここを直せばすぐに使える」というフィードバックをもらえます。
企業ごとにポートフォリオの内容を調整する
ポートフォリオは「全員に同じものを見せる」ではなく、応募する企業の業種・求めるスキルに合わせて内容を調整することで通過率が上がります。例えば、ECサイトのデザイン実績を重視する企業にはECの制作事例を前面に出す、WebサービスのスタートアップにはアプリUI/UXの制作事例を強調するといった工夫が有効です。エージェントの担当者に「この企業にはどんな作品を見せるべきか」と相談してみましょう。
ポートフォリオに何を載せるべきかについては、ポートフォリオに何を載せるかの記事も参考にしてみてください。
ポートフォリオサイトはオンラインで公開しておく
ポートフォリオはPDF形式だけでなく、Webサイトとして公開しておくと採用担当者に見てもらいやすくなります。NotionやBehanceを使って手軽に公開する方法もありますし、HTML/CSSを使って自作サイトを作ることもWebデザイナーとしてのスキルアピールになります。URLひとつで瞬時に共有できるオンラインポートフォリオを持っておくことをおすすめします。
スクールとエージェントを組み合わせた最短転職ルート(未経験向け)
未経験からWebデザイナーに転職するための最短ルートは、「スクールでスキルを習得しながら、転職エージェントのサポートを受けて就職活動を進める」という組み合わせです。ここでは、具体的なロードマップを解説します。
フェーズ1:スクールでの基礎スキル習得(1〜3ヶ月)
まず、Webデザインの基礎を学ぶスクールに入学します。デジLIGのような転職支援付きのスクールであれば、学習と転職サポートを同時に受けられるため効率的です。この期間でHTML/CSS、Figma(またはAdobe XD)、基本的なUI設計の考え方を習得します。スクールで実際に課題制作を行いながら、ポートフォリオの素材を蓄積していきます。
独学で進める場合も選択肢のひとつですが、途中で挫折しやすい点と、ポートフォリオのクオリティチェックを受けにくい点がデメリットです。独学の限界を感じたらスクール検討をしてみることもおすすめします。
フェーズ2:転職エージェントへの登録と並行活動(2〜4ヶ月目)
スクール学習が軌道に乗ったら(または卒業後に)、転職エージェントへの登録を行います。この段階では、スクールで制作した作品をまとめたポートフォリオを用意しておきましょう。エージェントとの面談でキャリアカウンセリングを受けながら、求人を検索・応募していきます。在学中でも登録・面談は可能なエージェントが多いので、早めに情報収集を始めることをおすすめします。
フェーズ3:選考〜内定(3〜6ヶ月目)
書類選考・面接を経て内定を目指します。未経験からWebデザイナーへの転職は平均3〜6ヶ月程度かかることが多いですが、スクールと転職エージェントを組み合わせることで、この期間を短縮できる可能性があります。面接対策や書類添削をエージェントに依頼しながら、複数社の選考を並行して進めていきましょう。
Webデザイナーの年収データ【未経験・経験年数別】
Webデザイナーへの転職を検討する際、「実際にどのくらい稼げるのか」は重要な判断材料のひとつです。ここでは、経験年数や働き方別のWebデザイナーの年収データを解説します。
※以下のデータは求人サイトや各種統計を参考にした目安です。会社の規模・業種・スキルセットによって大きく異なります。
経験年数別の年収目安
| 経験年数 | 年収目安 | ポジション例 |
|---|---|---|
| 未経験〜1年 | 250万〜350万円 | Webデザイナー(アシスタント・ジュニア) |
| 1〜3年 | 300万〜450万円 | Webデザイナー(中堅) |
| 3〜5年 | 400万〜550万円 | シニアWebデザイナー・UIデザイナー |
| 5年以上 | 500万〜700万円+ | UIUXデザイナー・デザインリード・クリエイティブディレクター |
| フリーランス | 400万〜1,000万円+(実績・スキル次第) | フリーランスWebデザイナー |
会社規模・業種による違い
同じ経験年数でも、勤務先の規模・業種によって年収は大きく変わります。一般的な傾向として、事業会社(自社サービスを持つ企業)のWebデザイナーはWeb制作会社のデザイナーよりも年収が高い傾向があります。また、大手IT企業のUIUXデザイナーやスタートアップのプロダクトデザイナーは、同じ経験年数でも年収600万円以上になるケースも珍しくありません。
Webデザイナーとして年収を上げるためには、デザインスキルだけでなく、「課題発見力」「ユーザーリサーチのスキル」「データに基づいたデザイン改善の経験」といった付加価値を身につけることが重要です。UIUXデザイン・プロダクトデザインの方向にキャリアを進めることで、大幅な年収アップが見込めます。
フリーランスWebデザイナーの収入
フリーランスWebデザイナーの収入は、実績・スキル・受注単価・稼働時間によって大きく異なります。案件の単価は、LP制作で10万〜30万円程度、コーポレートサイト制作で20万〜100万円程度が目安ですが、実績と交渉力次第でこれより高い案件も受注できます。フリーランスとして安定した収入を得るためには、まず会社員として実績を積み、クライアントとの関係構築やビジネス交渉の経験を積んでからの独立をおすすめします。
Webデザイナー転職の将来性(2026年現在)
AI技術の急速な進化により、「Webデザイナーの仕事はAIに奪われるのでは」という不安を持つ方も多いでしょう。2026年現在の状況を踏まえて、Webデザイナーの将来性について解説します。
AIツールとWebデザイナーの共存
Figma AIやAdobe Fireflyをはじめとした生成AIツールは、Webデザイナーの作業を効率化するツールとして急速に普及しています。しかし、これらのツールはあくまでも「補助ツール」であり、デザインの意思決定・ユーザー体験の設計・クライアントとのコミュニケーションという本質的な部分は、人間のデザイナーが担い続けています。
むしろ、AIツールを使いこなせるWebデザイナーとそうでないデザイナーとの間で、生産性と価値の差が広がっていくと考えられます。「AIに仕事を奪われる」という視点より、「AIツールを活用して自分の価値をさらに高める」という視点で取り組むことが、現代のWebデザイナーに求められる姿勢です。
需要が高まるスキル領域
2026年現在、特に需要が高まっているWebデザイナーのスキル領域は以下の通りです。
- UIUXデザイン:ユーザーリサーチ・プロトタイピング・ユーザビリティテストを一貫して行えるデザイナーの需要は引き続き高い
- デザインシステム構築:複数のサービスや製品に一貫したデザイン品質を保つためのデザインシステムを設計・管理できるスキル
- コーディングスキルの掛け合わせ:デザインだけでなく、HTML/CSS・JavaScriptでの実装もできるデザイナーは引き続き重宝される
- データ分析との掛け合わせ:GA4やヒートマップなどのデータを分析し、デザイン改善に活かせるスキル
Webデザイナーの市場価値を高める方向性
「Webデザイナー」という職種の定義は年々広がっています。純粋なビジュアルデザインだけでなく、UIUXデザイン・プロダクトデザイン・サービスデザインへとキャリアを発展させることで、市場価値を高めることができます。転職エージェントとのキャリア面談でも、「将来どんなデザイナーを目指したいか」というキャリアビジョンを語れると、より良いマッチングにつながります。AIツールの活用スキルも含め、継続的にスキルアップする姿勢を持ち続けることが、Webデザイナーとして長くキャリアを続ける秘訣です。
よくある質問(Webデザイナー転職エージェント)【20問】
Q1. Webデザイナー転職エージェントで一番おすすめはどこですか?
状況によって異なりますが、未経験の方にはスクールと転職支援が一体になったデジLIGを、実務経験者にはIT・Web特化のGeeklyをまず登録先としておすすめします。1社に絞らず、自分の状況に合ったエージェントを2〜3社登録して比較することが転職成功への近道です。各サービスの強みと自分のニーズを照らし合わせて選んでみてください。
Q2. 未経験でもWebデザイナー転職エージェントは使えますか?
未経験でも利用できるエージェントは多くあります。ただし、エージェントによっては「実務経験が必要な求人がほとんど」という場合もあるため、登録前に「未経験者向けの求人は保有していますか?」と確認することをおすすめします。未経験者に特に向いているのは、デジLIGのようにスクールと転職支援が一体化したサービス、または第二新卒エージェントneoやウズキャリのような20代・キャリアチェンジ特化のエージェントです。最低限のポートフォリオを用意した上で登録すると、より具体的なサポートが受けられます。
Q3. 何社のエージェントに登録すればいいですか?
2〜3社への同時登録が一般的におすすめです。1社だけだと求人の選択肢が限られ、担当者の質が合わない場合の逃げ場がなくなってしまいます。一方で、4社以上登録すると管理が大変になり、各担当者とのやり取りが煩雑になってしまいます。クリエイティブ特化のエージェント1〜2社と、総合型のエージェント1社を組み合わせるのがバランスのよい構成です。どの企業にどのエージェント経由で応募したかを記録しておくと、重複応募を防げます。
Q4. 転職エージェントの利用は有料ですか?
転職エージェントは求職者には完全無料です。エージェントのビジネスモデルは、求職者が企業に採用された際に、企業から成功報酬(採用者の年収の一定割合)を受け取る仕組みになっています。そのため、登録・面談・書類添削・面接対策・求人紹介・内定後のフォローまで、すべて無料で利用できます。「無料なのに本当に使えるの?」と思う方もいるかもしれませんが、エージェントは企業から手数料を受け取っているため、しっかりとしたサービスを提供しています。
Q5. ポートフォリオなしで登録できますか?
多くのエージェントはポートフォリオなしでも登録・面談が可能です。ただし、ポートフォリオがない状態では「具体的にどんな求人を紹介できるか」の判断が難しく、担当者からの求人紹介が少なくなることがあります。登録前に最低限の作品をまとめておくことをおすすめします。未経験者の場合、スクールの課題作品やSNSで発見した既存サイトのリデザイン案でも構いません。「まだ制作途中ですが」と伝えた上でポートフォリオを見せると、担当者から具体的なフィードバックを得られることもあります。
Q6. エージェントに登録してから内定までどのくらいかかりますか?
個人のスキルや状況によって大きく異なりますが、一般的には2〜6ヶ月程度が目安です。実務経験者は2〜3ヶ月で内定を得るケースも多い一方、未経験者はスキル習得の期間も含めると3〜6ヶ月以上かかることもあります。転職活動を短くするためには、ポートフォリオを事前に整えておくこと、複数社に同時応募すること、書類添削・面接対策をしっかり行うことが重要です。「急いで転職したい」という場合は、その旨を担当者に伝えると、よりスピード感のあるサポートをしてもらえます。
Q7. 地方在住でもWebデザイナー転職エージェントは使えますか?
地方在住でも転職エージェントは利用できます。多くのエージェントはオンライン面談に対応しており、全国どこからでも利用可能です。求人については、リモートワーク可能な求人が近年大幅に増えており、地方在住でも都市部の企業に転職するケースが増えています。一方で、地方の求人は都市部より少ない傾向があるため、「地元での勤務」にこだわる場合は、地域特化のエージェントや地元企業の求人も併せて確認することをおすすめします。
Q8. 面談はオンラインで可能ですか?
ほとんどのエージェントで、ZoomやGoogle Meetを使ったオンライン面談に対応しています。2020年以降、エージェントの初回面談はオンラインが標準になっており、地方在住者・育児中の方・現職の仕事が忙しい方でも、移動時間なしで面談を受けることができます。面談の予約はWebサイトから行えるエージェントが多く、土日対応のエージェントもあります。オンライン面談の場合でも、服装は清潔感があるものを選び、背景や照明に気を配っておくとよい印象を与えられます。
Q9. エージェントに登録しても転職しなかった場合はどうなりますか?
転職エージェントへの登録は、「絶対に転職しなければならない」という義務を負うものではありません。面談を受けても「今は転職のタイミングではない」と判断したなら、そのまま転職活動を中断しても問題ありません。費用は一切発生しません。ただし、「転職の意思がない」と判断されると、担当者からの連絡が少なくなったり、サポートが薄くなることがあります。「今すぐ転職する気はないけれど情報収集したい」という場合は、その旨を最初に担当者に伝えておくと、プレッシャーなく利用しやすくなります。
Q10. Webデザインスクール在学中でも登録できますか?
スクール在学中でも転職エージェントへの登録・相談は可能なエージェントが多いです。特に、デジLIGのようにスクールと転職支援が一体化したサービスでは、在学中から並行してキャリアカウンセリングを受けられます。他のエージェントでも「在学中」という状況を正直に伝えた上で登録すると、「卒業見込みまでに何を準備すればよいか」「どのタイミングで応募を始めればよいか」というアドバイスをもらえます。在学中から情報収集を始めることで、卒業後すぐに転職活動を本格化できます。
Q11. 未経験でWebデザイナーになれる可能性はどのくらいありますか?
未経験からWebデザイナーに転職した方は確実に存在します。ただし、「未経験でも採用してもらえる求人」の数は限られており、倍率も高い傾向があります。未経験からの転職を成功させるためには、最低限のデザインスキルとポートフォリオを準備した上で、未経験者の採用実績が豊富なエージェントや企業を狙うことが重要です。「未経験可」と書いてある求人でも、ある程度の制作経験や基礎知識は求められます。スクールで基礎を学び、ポートフォリオを整えた上で転職活動に臨むことが、成功への近道です。
Q12. エージェントに登録しても就職できなかった場合はどうなりますか?
転職エージェントを利用して転職活動をしたものの内定が取れなかった場合でも、費用の請求は一切ありません。エージェントは成功報酬型のため、採用に至らない場合はエージェント側の収益もゼロです。そのため、担当者は真剣にサポートしてくれることが多いですが、内定が取れなかった場合の「保証」はありません。転職活動がうまくいかない場合は、「スキルが不足しているのか」「ポートフォリオに問題があるのか」「求める条件が高すぎるのか」といった原因を担当者と一緒に分析し、改善策を立てることが重要です。
Q13. 複数エージェントに同時登録していいですか?管理のコツは?
複数のエージェントへの同時登録は問題ありません。ただし、同じ企業に複数のエージェント経由で応募することは避けましょう。企業側から「この求職者はいくつのエージェントから来ているのか」と混乱を招き、印象を悪くすることがあります。管理のコツとして、スプレッドシートなどで「どのエージェント経由でどの企業に応募したか」を記録しておくことをおすすめします。各エージェントには「他でも転職活動しています」と正直に伝えておくと、重複応募を防ぐアドバイスをもらいやすくなります。
Q14. ポートフォリオはどの程度のクオリティが必要ですか?
求める企業や職種によって異なりますが、未経験者の場合は「課題を理解してデザインで解決しようとした過程が伝わる」レベルを目指しましょう。完璧なビジュアルでなくても、「なぜこのデザインにしたのか」という思考プロセスを言語化した説明が添えられていると、採用担当者に好印象を与えられます。3〜5点の制作物を丁寧に解説したポートフォリオのほうが、作品数だけ多くてコメントがないものより評価される傾向があります。エージェントの担当者にポートフォリオを見せて率直なフィードバックを求めることをおすすめします。
Q15. スクール在学中に転職活動を始めるタイミングはいつがよいですか?
スクールの終盤(卒業の1〜2ヶ月前)から転職活動を始めることをおすすめします。卒業直前になるとポートフォリオが完成に近づいており、具体的な応募ができる状態になっているはずです。ただし、エージェントへの登録と情報収集はもっと早い段階(入学後1〜2ヶ月頃)から始めておくと、「転職市場ではどんなスキルが求められているか」を学習中に把握でき、制作物のテーマ選びにも活かせます。「卒業してから転職活動を始める」では出遅れる可能性があるため、並行して準備を進めることが大切です。
Q16. オンライン面談の場合、準備しておくべきことはありますか?
オンライン面談に向けて、以下の点を準備しておきましょう。まず、通信環境(Wi-Fiの安定性)とデバイス(PCまたはスマートフォン)の動作確認をしておきます。次に、背景は部屋が散らかっているなら仮想背景を設定しておくと清潔感を演出できます。服装は在宅でもビジネスカジュアル程度を心がけると好印象です。また、自己紹介と転職理由をあらかじめ言語化しておくと、面談がスムーズに進みます。ポートフォリオはURLや PDFを画面共有できる状態にしておくと、担当者に見せながら説明できます。
Q17. 転職エージェントの担当者と合わなかった場合はどうすればよいですか?
担当者との相性が合わないと感じた場合は、遠慮なく担当者変更を申し出ましょう。転職エージェントのサービスウェブサイトや電話・メールで「担当者の変更をお願いしたい」と連絡すれば、多くの場合対応してもらえます。「担当者が求人を理解していない」「連絡が遅い」「自分の希望をきちんと聞いてもらえない」といった具体的な理由を伝えると、スムーズに対応してもらいやすいです。もし同じエージェント内で改善されない場合は、別のエージェントに切り替えることも選択肢です。転職活動をサポートしてもらう立場として、遠慮は不要です。
Q18. 地方からリモートワークのWebデザイナー求人を探すコツは?
地方在住でリモートワーク可能なWebデザイナー求人を探す際は、エージェントに登録する際に「フルリモート希望」を明確に伝えることが第一のコツです。特にIT・Web特化のエージェント(レバテックキャリア、Geeklyなど)は、リモートワーク対応の求人を多く保有しています。また、Greenのようなスカウト型サービスにプロフィールを登録し「フルリモート希望」と明記しておくと、リモート対応の企業からスカウトが来ることがあります。フリーランス転向も視野に入れているなら、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングも並行して活用することをおすすめします。
Q19. 転職エージェントとスクールを同時に利用できますか?
転職エージェントとスクールを同時に利用することは可能ですし、特に未経験者には効果的な組み合わせです。スクールでスキルを習得しながら、エージェントで転職市場の情報収集・求人調査を並行することで、「どんなスキルが転職に必要か」「今の自分に何が足りないか」を在学中に把握できます。デジLIGのようにスクールと転職支援が一体化しているサービスなら、カリキュラムと転職活動のタイムラインを同期させて管理してもらえるため、より効率的です。スクールが忙しい時期には転職活動の優先度を下げるなど、無理のないペース配分を心がけましょう。
Q20. 内定後に辞退することはできますか?ペナルティはありますか?
内定を辞退すること自体は可能です。法的に内定承諾後でも入社日前であれば辞退できます。ただし、辞退は企業側に迷惑をかけることになるため、「絶対に入社する意思がある場合のみ内定承諾する」というマナーを守ることが大切です。求職者へのペナルティはありませんが、同じエージェントを通じた再転職や、同じ業界内での評判に影響することがあります。辞退する場合は、できるだけ早く担当者に連絡し、企業への誠実な対応を心がけましょう。「他社から内定が出た」「家庭の事情が変わった」など正直な理由を伝えることが誠実な対応です。
まとめ:あなたの状況別おすすめ行動
ここまでWebデザイナー転職エージェントについて詳しく解説してきました。最後に、状況別のおすすめ行動をまとめます。
未経験からWebデザイナーを目指している方
まず、Webデザインの基礎スキルを学べるスクールへの入学を検討してください。特にデジLIGのようにスクールと転職支援が一体化したサービスは、未経験者が最も効率よくWebデザイナーへの転職を実現できる選択肢のひとつです。スクール選びに迷っている段階なら、第二新卒エージェントneoやウズキャリに相談してみると、自分に合ったルートのアドバイスをもらえます。
実務経験があり転職を検討している方
GeeklyやレバテックキャリアなどのIT・Web特化エージェントに登録して、自分の市場価値を確認することから始めましょう。「今の自分にどんな求人がマッチするか」を担当者と話すだけでも、転職市場の現状把握に役立ちます。年収アップを目指すなら、HIGH-FIVEへの登録も検討してみてください。
将来的にフリーランスを目指している方
まずは会社員として実績を積みながら、Greenなどのスカウト型サービスに登録して市場感覚を養いましょう。フリーランス転向を視野に入れながら、クライアントワークの経験・交渉スキル・営業力を身につけることが大切です。HIGH-FIVEなどのハイクラスエージェントへの相談を通じて、「フリーランスとして活動するために必要なスキルと実績の目安」を把握しておくのも有益です。
どの状況でも、まずは一歩踏み出してエージェントに相談してみることが大切です。「まだ準備が整っていない」と感じていても、相談することで「今の自分に何が足りないか」「何から始めればよいか」が明確になります。転職活動は情報収集と行動の積み重ねです。この記事がWebデザイナーへの転職を目指す方の一助になれば幸いです。







コメント