はじめまして、WEBデザイナーのASK(@ASK84032731)です。
僕はデザインの基礎を大学で学びました。
それまでは全くの素人だったので、冗談抜きで鉛筆の持ち方から教えてもらいました。
出典:https://dessin.art-map.net/
デザインのことをまるで知らなかった僕に教授がデザインの基礎を叩き込んでくれました。
おかげで今はWEBデザイナーとして立派に仕事をしています。
そこで今回は感銘を受けた恩師の言葉を紹介します。
これからデザインを学ぼうとしている方必見の内容です!
参考未経験から独学でデザイナーになるには?デザインの勉強法を解説します!
消しゴムは使うな!一度出たアイデアは必ず残せ
消しゴムにうらみがあるわけではなく、ラフスケッチや、アイデアは必ず残そうということです。
スケッチを描いた後、やっぱこうしたほうがいいかな?と何回も消して描き直す人がいますがもったいない!
修正ではなく、新たに描き直しましょう!
アイデアというものは何がきっかけで生まれるかわからないもの。
実際僕はこの教えに何度も助けられています。
描いたときはこのスケッチ・アイデアは微妙だな、と思っても後々見直すとコレいいじゃん!となることが結構あります!
1度アウトプットしたものはデザイナーにとって大きな資産。きっとあなたを助けてくれます。
さあ、皆さんも今日から消しゴムを使わないデザイナーになりましょう!
0からものを生み出すことができるのは神だけ
ちょうどオリンピックロゴのパクリ問題で騒がれているときで、デザイン業界がパクリというものに敏感になっていていた時のことです。
当時僕はオリジナリティというものに固執していました。
このアイデアはすでに似たようなものがあるから駄目だな…
自分はパクリをしないぞ!という気持ちが強いあまり何も作れなくなったのです。
世の中にはたくさんのデザインがあふれています。そのどれにもかぶらないものを作るなんてことは当然不可能。
今になって思うと無茶なことを考えていたなと思いますが、当時の僕にとっては真剣な悩みでした。
そんな時に恩師から言われた言葉がこれです。
人は無意識に様々なものから影響を受けているから、完全に0からものを生み出すことはできない。
できるとしたらそれは神だけだ。
だから人間は日々様々な”いいもの”を見て学び、デザインに生かしていかなければいけない。」
この言葉によって僕は助けられました。
パクリはだめだけど、良い作品を参考にすることは悪いことじゃないんだよと恩師は教えてくれました。
マネるのではなくマネぶ
とはいえ、良い作品を参考にするのとパクるのでは大きく違います。
デザイナーにとってこれは非常に難しい問題です。
そこで恩師がよく言っていたのは
マネるのではなくマネぶ
マネぶというのは恩師が考えた言葉で「真似る」+「学ぶ」
ただ真似るだけでなく、そこから学ぶことが大切だと語っていました。
例えば自分がいいな、かっこいいなと思ったバナーがあったとします。
その時になぜ自分はこのバナーをかっこいいと思ったんだろう?と考え分析します。
- 黒と赤の色の組み合わせがかっこいいな
- 外側の余白を多くとることで上品で高級感が出ているんだな
- 見出しだけ明朝体を使うのおしゃれだな
そして自分なりに分析した要素を真似るのです。
ただ何も考えずに真似るのはパクリです。大事なのは要素を真似ること。
真似ることで学ぶ「マネぶ」行為がデザイナーにとって大事なことなのです。
参考【パクリはNG】デザイン上達の近道!?人の作品を上手に真似する方法
まとめ
今回はデザイナーにとって大事な心得3選を紹介してきました。
これらの心得はデザイナーになる前の大学時代に教わったものですがデザイナーになった今でも大切にしています。
デザイナーを目指す方はぜひ今回の心得を参考にしてみてください!
そしてみなさんは印象に残っている恩師の言葉はありますか?
あったら是非コメント欄などで教えてください(*’▽’)
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